新着情報/ニュース
- 令和6年度にアップデートしました。
- 本サイトを開設致しました。
はじめに
目の前の患者さんの病状に対して、問題点を抽出し、理論やエビデンスで体系立った内科学の知識・スキルを駆使して、解決していくのが内科医の仕事です。
自立して適切な診療を行っていくためには、最初の数年間、きちんとした指導を受けられる環境でトレーニングを積む必要があります。そして、診療経験を積み、知識・スキルが一定のレベルまで達し、総合力と専門性を身に付けたら、「専門医」資格を取得することがキャリアの中での重要なステップになります。
医療を取り巻く環境は日々刻々と変化しますが、いつの時代も内科専門医は世の中から必要とされています。ぜひ、内科医のキャリアをお進みいただければと思います。
日本医科大学付属病院では専門医取得を目指す内科専攻医に最適かつ魅力ある研修プログラムをご用意しております。
当院で専攻できる内科診療科
当院では、
循環器内科、
脳神経内科、
腎臓内科、
糖尿病内分泌代謝内科、
リウマチ・膠原病内科、
消化器・肝臓内科、
血液内科、
呼吸器内科、
総合診療科
の中から専攻分野を選択できます。
当院内科専攻医研修プログラムの特長
- 01診療の風通しがよく働きやすい
- 当院で勤務する先生方が口々におっしゃるのは、とにかく当院は診療しやすいという点です。当院は伝統的に臨床に力を入れており、臨床が大好きで熱心な先生方ばかりです。上級医の先生方にも相談しやすいですし、他科にコンサルトして連携していくような際は、風通しの良さを実感します。
- 02優秀な指導医による教育・研修が受けられる
- 若手のトレーニング期間は、「なんとなく」ではなく、「ただしく」知識、スキルを習得していく必要があります。そのためには優秀な指導医がそろっている教育研修病院でトレーニングを受けるのが最適です。当院は大学病院であり、各専門領域の第一線で臨床・教育・研究を展開している指導陣を多数そろえています。実際には、診療現場の第一線で指導医から個別指導を受けたり、診療科全体の回診・カンファレンスで指導を受けたりと多彩な教育機会があります。
- 03他科ローテーション可能
- 1ヶ月単位で内科他科のローテーション研修が可能です。専門医取得に必要な症例を経験することができます。それだけでなく、他科の指導医の先生方とも知り合えることで相談がさらにしやすくなり、仕事の幅が広がります。
- 04内科各科の研修連携
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各専攻医の他科ローテーション、連携病院への派遣に柔軟に対応できるように、また、3年間で内科専門医を取得できるように、内科各診療科+総合診療科が協力して、スタッフが定期的にミーティングを行い、研修状況を可視化して一元管理しています。
また、要約作成やJMECC等講習会開催情報などの情報提供もタイムリーに行っております。
さらに、病理部とともに、内科合同で臨床病理カンファレンス(CPC)も実施しております。
- 05急性期・重症症例診療
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急性期・重症症例の診療は、高度な知識とスキルを必要とします。当院総合診療科は、ありとあらゆる症状の急性期診療の第一線を担っております。専攻医には、総合診療科を1ヶ月ローテーションしていただいており、急性期のスキルと総合力を身に付けることができます。
また、当院では都内屈指の高度救命救急センターや、外科系集中治療科・心臓血管集中治療科・脳卒中集中治療科を擁し、集中治療病床フロアは多数の医療スタッフと医療機器/設備で充実しています。これは当院ならではの強みです。これらの診療科と連携しながら急性期・重症症例を経験することができます。
- 06日本医科大学付属4病院・豊富な関連病院の充実
- 日本医科大学では、付属病院の他に武蔵小杉病院、千葉北総病院、多摩永山病院を擁しています。また、関連病院も豊富にあります。それぞれの病院は地域に応じた役割が異なり、多様な診療経験を積むことができます。
- 07専門医取得後のキャリア形成
- 内科専門医だけでなく、多くの方がサブスペシャリティの専門医(循環器内科専門医など)も取得されます。そのためには引き続き症例経験や学会発表・論文執筆などの指導を受ける必要がありますが、その点では、大学病院で研修することが有利になります。また、大学院に進学して研究し、留学を目指す場合や、地域中核病院勤務、開業、訪問診療、産業医など、専門医取得のその先にさらに多彩なキャリアが広がっています。内科各科では個々の先生にニーズに合わせてキャリア形成をサポートします。
専攻医募集要項
各診療科の紹介
各科お問合せ先
研修の詳細お問い合わせや見学希望などは下記までお気軽にご連絡ください。
令和5年度 当院内科専門研修プログラム担当
- 統括責任者
- 淺井 邦也 教授
- 副統括責任者
- 岩部 真人 教授